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『ふしぎの海のナディア』を憶えていますか?
1990年4月から1年間NHKで放送されたこのアニメーションは、(当時の)NHKっぽくなく面白い作品だった。
私にとっては“第二の宇宙戦艦ヤマト”とも言えるような話でした。
そのナディアが先月8月25日に発売された『月刊アニメスタイル第2号』で特集されています。
取り扱いショップが限られている本書を、運良く手に入れられました!
後に知ることになる総監督を務めたのは庵野秀明です。
彼が大のヤマトファンだと言うことを知るのも、もっと後になってから。おそらく、「庵野秀明」という名前を知ったあとなので『エヴァンゲリオン』でヒットした頃でしょうか?(ちなみに私は『エヴァ』を見ていない)
ヤマトを別とすれば、最も好きなアニメーション。
CDを買ったのも、ヤマトよりナディアのほうが先だったはずです。
ちなみにアニメーションの制作者に興味を持つ前のこと。
思えば制作者へ初めて興味を持ったのは、1994年の『ヤマトわが心の不滅の艦 宇宙戦艦ヤマト胎動篇』を見たときからです。それも、ヤマト関係者の外へは出なかった。
故に、ナディア関係のムック本も一切買っていなかったりします。
でも、今、ナディアが特集されているなら、話は別です。
しかも、相当に内容が濃い雑誌です。今刊行されている他のアニメーション雑誌など比較になりません。
ナディアに関しては、鶴巻和哉、摩砂雪、貞本義行、樋口真嗣、前田真宏と5人ものスタッフのロングインタビューが設定画・絵コンテなどと共に掲載。他にも全話解説、描き下ろしイラスト、宮崎駿が関わったナディア以前の『海底世界一周』の話にも触れられたりと、ロマンアルバムもビックリの充実度です!
なるほど、庵野秀明が監督を務めたと言うから、庵野色が強かったのかと思ったら、他のスタッフの個性も絵コンテ段階からかなり織り交ぜられた作品だったのか、と。
各スタッフのインタビューから当時の制作の様子が浮かびあがってきます。
私が『エヴァ』に余り惹かれない理由、『ナディア』に惹かれる理由はこの辺りにあるかもしれません。
個人的にビックリだったのは(何を今更って話ですが)、前田真宏の名前。
第22話『裏切りのエレクトラ』は中でも好きな話ですが、その絵コンテを描いたのが前田真宏だそう。他にもキーとなる話の絵コンテを描いています。
庵野秀明の自分とは違う異質な考えを、自分なりに解釈して生まれていく。
前田真宏はナディアのあと、ヤマトへ参加します。より詳細には『YAMATO 2520』というOVA作品。
ああ、こうやってアニメーターは繋がっていくのだなぁ、と。
もう一度、ナディアを最初から見直したい!そう思わせる特集です。
2011年11月23日にはBlu-ray BOXがリリースされるそうです。
オリジナル35ミリネガからHDテレシネされて収録とのこと。
ハイビジョンとなって蘇るナディアも見てみたいですね〜!
ちなみにWEBアニメスタイルのサイトはこちら。
2011年9月 4日 20:12 │ コメント(0) │ トラックバック(0)
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