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PM/飛ぶ教室というのは、関西を中心に活動してる劇団です。
分野的には、小劇場演劇ってところでしょうか。
先日、なんば精華小劇場でその公演を観てきました。
タイトルは『ゴースト・オブ・ア・チャンス』。
今でこそ、演劇に関わってる私ですから、観劇するっていうのはそう不自然なことじゃないと思いますが、PM/飛ぶ教室だけは違うんです。
私が“芝居”ってものに出会う前から観たかった、唯一の劇団。言い直せば、Kiss-FM KOBEのサウンドクルーであられる福井玲子(胡 玲子)さんが所属されている劇団。
とある荒野で、結婚式を挙げようとした二人と、その二人に出会った三人、合計五人の芝居。
もしかしたら、地球上で、たった五人かも知れない。
何ヶ月かぶりに、人に出会った。
そこから見いだされる希望と絶望。
23作品のうち、5作品しか観たことはありませんが、それでも、PM/飛ぶ教室としては、異色の設定なのかな?と思うような幕開き。
あぁ、小劇場だから、幕、ないんだけどね(苦笑)
誰も信じられなり、本名を名乗らないのが当たり前になった世界。
モロッコ、稲穂、ショウワ、なぽり、石と名乗る五人が、それぞれの関係を作っていく。
そんな微妙な空気だから、客演の稲穂が浮いていた。
うん、アンサンブルはできてる。けど、そうじゃない。
何か、身にまとった雰囲気が、この芝居とは少し違う。
それでも、見入ってしまう。
暖かい気分にさせられる。
蟷螂襲の言葉を借りて、舞台上の五人が喋る。
何ヶ月かぶりに生きた人に会った人たち。その微妙な関係を、変化させ、少しずつ前進させながら。
嘘を言わない五人が、とっても素敵なお芝居です。
2005年12月 8日 15:48 │ コメント(0) │ トラックバック(0)
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