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『伝兵衛、佐山を唄う』

伝兵衛さん９枚目のCDは、佐山さんとのコラボアルバム。
題して『伝兵衛、佐山を唄う』！
今月末に発売される佐山さんのベストアルバム（これはちゃんとCDショップで買えます）の裏アルバムでなかろうかと──(苦笑)

実は、伝兵衛さんのCDって、タワーレコードやAmazonでは買えません。
ライヴ会場で直接伝兵衛さんから買うか、それか、非公認ファンサイトの通販を利用するか。そのどちらか。

こんな素敵なCDが、CDショップで買えないなんて!!
『伝兵衛、佐山を唄う』
今回は、ジャケットも力が入ってます！

佐山さんの生誕50年記念コンサートの模様を収めた『佐山雅弘 plays ゴールドベルク』のジャケットと同じ、和田 誠さんの書き下ろしです。
和田さんは、佐山さんと交友のある方で、その関連で今回の伝兵衛さんのアルバムにも参加しているのでしょう。って事は、佐山さんのベストアルバムも和田さんだったりして──!?
なんて思ってしまうから、『伝兵衛、佐山を唄う』は、佐山さんの裏ベストなんじゃないか？なんて思ってしまうのです(笑)

ちなみに、『佐山雅弘 plays ゴールドベルク』は、こんな感じ。

そんな、今回のCDは、文字通り、伝兵衛さんが佐山さんのインストルメンタルに詞を付けて唄ったもの。
去年の夏頃から、伝兵衛さんと佐山さんが温めてきた企画。

佐山さんの曲をもっと知ってれば、違った感想が出てくるのでしょうが、残念ながら、ここに収録されている佐山さんの曲はほとんど知りません。
でも、“伝兵衛さん”というフィルターを通した佐山さんの曲は、とっても聴きやすいから不思議です。
佐山さんのCDって、ちょっと真剣に聴かなきゃいけないから(笑)

いつもの伝兵衛さんとは違う、佐山さんの世界。
もともとインストルメンタルなので、詞がついた『HYMN FO NOBODY』や『サンドキャッスル』とも感じが違います。
もっと、佐山さんの感じがダイレクトにくるような。

佐山さんのピアノも、とっても楽しそうに奏でられます。
ライヴ感があって、良い感じです。
伝兵衛さんと二人のアルバムだから、佐山さんのピアノが生きてくる。

佐山ファンにも、おすすめの一枚です。

2006年3月13日 08:00 │ コメント(0) │ トラックバック(0)