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MP3プレイヤー「YP-U2Z」その実力は？【その１】

iPod nanoを手放して、サムスンのYP-U2Zに乗り換えました。
でもこれ、韓国製じゃなくてmade in Chinaなのね（苦笑）

これです。メモリ1GBのMP3プレイヤー、FMチューナー付き！
でも、本当はこっちを狙ってました↓（笑）

同じくサムスン製のYP-F2Z、メモリ容量も同じく1GBです。
スペック的にはほぼ同一ですが、YP-U2Zの方が価格的に820円安いのと、USBメモリチックで便利そうだったので、そちらを選びました。
重さ的には、YP-F2Zが20g、YP-U2Zが28gなので、8g重いんですが。

所持していたiPod nanoは2GBモデルだったので、メモリ容量が半減してしまいました。
でも、問題はそれだけではありません。

iPod時代は音源をAACコーデック64kbpsで圧縮していました。
AACは、iPodならびにケータイ（着うた）に採用されている新しい圧縮形式で、MP3やWMAよりもファイルサイズを抑えられる利点があります。
個人的に、AAC 64kbps＝WMA 96kbps＝MP3 128kbpsくらいかと思ってます。
なので、単純にファイルをMP3へ変換するとビットレートが64kbpsから128kbpsに上がるわけですから、ファイルサイズが倍！しかも、メモリ容量は半分ですから、iPod nanoの４分の１しか保存できない計算になります。

これはいけません。
幸いにして、YP-U2Zは、WMAにも対応しているので、WMAで圧縮することにしてみました。

が！

なんと、WMP（Windows Media Player）の使い勝手が悪い。
iTunesの足元にも及ばない。流石、悪名高きＭ社製のソフトだけあります。
CD→WMAへの変換は簡単にできるのですが、WAV・MP3と言った音声ファイル→WMAの変換方法が未だにわかりません。
どうやって変換するのでしょうか？？？

ということで、WMAは諦めて、オーソドックスなMP3で攻めることにしました。

こうなると、ビットレートによる音質比較をするしかありません。
もとの音源WAVファイルと、128kbps、64kbpsの二つのビットレートで圧縮したMP3ファイルを用意しました。
言うまでもありませんが、WAVは未圧縮のファイル形式なので、イコールCDと考えてもらって問題ないです。

さて、一応、64kbpsまでビットレートを落としても、音域はCDと同じ44.1KHz確保されるようです。
MP3の128kbpsファイルとWAVファイルの差は、素人にはほとんどわかりません。ということは、ポータブルで聴く限りは十分な音質を保てていると言うことです。

MP3の64kbpsになるとどうなるのか。
やっぱり、ちょっと高音域が不安定になってしまいます。AACの64kbpsよりも劣ってしまいますね。
でも、許せない音質ではありません。
個人的にはポータブルで持ち歩くには、許容範囲内です。そもそも、屋外では高音域はよく聞こえませんし。

ということで、ファイル形式はMP3、ビットレートは64kbpsで決定！

ちょっと、長くなったので、続きは次回に持ち越しです。
肝心の操作性、レビューは次回です。
まさか、ファイル形式の話で終えるとは……（汗）

P.S.
本日、ソニーより26gの新型ウォークマンが発表されました。
メモリは同じく1GBでアルミ製、FMチューナー内蔵、防滴型でGセンサー付き。
# こちらは、2GBモデルもあります。

ちょっと高いですけど、正直、ミスした感が否めません（苦笑）
遂にウォークマンでもAACコーデックのファイルが扱えますし。。。

2006年9月 1日 21:34 │ コメント(2) │ トラックバック(0)