浜松・伝兵衛堂へ行く途中、奈良にあるTIMEDOMAIN本社に立ち寄りました。
昨年末、ニュース番組『VOICE』で知ったTIMEDOMAIN。
今までのスピーカーと違った理論で成り立っているスピーカー。
生音を再現するTIMEDOMAIN、その場の空気さえも再生してしまうYOSHII9。
それが、TIMEDOMAIN mini・lightとYOSHII9を視聴した感想。
これは衝撃なんですよ!
YOSHII9、TIMEDOMAINのフラッグシップモデルです。
こんな円筒形の変わったスピーカー。
価格も30万円と高額。
けれども、今までどんなスピーカーも成し得なかったことをする!
録音されたものは、“録音された音”しか出ない。それが今までの私の概念。
スピーカーから出る音を“生音”だと感じることはないし、生音を“録音された音”と感じることもない。
だから、録音する時点で、“録音できない音”があるのだと思っていた。
それは間違いで、今までのスピーカーが再生できなかっただけのこと!
YOSHII9で伝兵衛さんの最新アルバム『DUST III』を流してもらった。
CDプレイヤーはデッキでもコンポでもない、ただ単なるポータブルCDプレイヤー。
アンプもYOSHII9にセットになっているとってもコンパクトなもの。
何十万円、何百万円とする音響機器がある中、全てセットで三十万円というのは格安。
正直、“所詮スピーカーでしょ”と期待してなかったのだけど。
YOSHII9から出てきた音は、音だけでなくその場の空気も再生しているかのよう。
目の前に見えるのは円筒形の不思議な形のスピーカー。
けれど、確かにそこでDUSTの三人が演奏してる。
石井chanのコントラバスも生音そのもの!
ステレオであるとか、5.1chであるとか、そんなことは“リアル”とは関係なかったんだ。
このスピーカーは、最早スピーカーではない!!
もちろん、TIMEDOMAIN mini・lightも他のスピーカーとは比べものにならない忠実な再現性を有してます。
本当は視聴しに来ただけだったのに、思わずTIMEDOMAIN lightを買ってしまいました。
いえ、聴いた時点では、YOSHII9が欲しかったのですが、流石に価格がねぇ。
でも、いつかはYOSHII9を!
だって“伝兵衛さんにライヴしてもらわなくてもいいんじゃない?”と思えるほどの代物!!
この衝撃・感動は言葉でいくら書いても追いつくものではありません。
興味を持たれた方、是非、YOSHII9を視聴してみてください。
全国に視聴できるスペースがいくつかあるようですから。
2007年9月17日 17:16 │ コメント(0) │ トラックバック(0)
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