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伊丹市立演劇ホールことAI・HALL。
そこで行われた「中学高校演劇フェスティバル」こと「アイフェス!!2009」。
伊丹市のイベントだけども、伊丹市内の中高演劇部だけではなく、今年度の阪神支部大会優秀校2校がゲスト出演していたりもします。
2日間の日程で、出演した演劇部はすべてで9つ。
なかなか活気のあるイベントなのです。
AI・HALLも舞台の高さが可変式で面白い感じ。
一応“舞台”という形はあるけれど、客席も比較的コンパクトなので単独公演なら使い方の幅は結構ある。
それでは、アイフェス!!2009の内面へ!
■県立伊丹西『芯、いろいろ?』
底が見えない──!
阪神支部・春季発表会より2日。
何より驚いたのが、舞台構成を変えてきた!!
春季発表会の完成度をあえて無視して、ぶっ壊して、新しい舞台へ。
コワイです。
なかなかわかっていても、そんな挑戦はできないもの。
今回はちょっとミスが目に付いたけど、そんなの関係ないです。
この勢いそのままに突っ走ってもらえれば。
伊丹西の舞台、注目度は増すばかりです。
■伊丹市立西中『Amity〜イツモソコニ君ガイタカラ〜』
高校演劇ではできない演技?
中学演劇でも他校も含め、そこそこレベルは高い。
良い環境なんだろうなぁ。
高校演劇とは違って全体的に可愛くて微笑ましい感じ。
小6仲良し8人組みに訪れる、恋とか別れの物語。
物語の中心の小学6年生も、エピローグで出てくる4年後の高校1年生も、無理なく演じられるのは中学演劇だからだなぁ。
■市立伊丹『FUN HOUSE』
もっと舞台に活力を!
文化祭実施中のとあるクラス、出し物は「お化け屋敷」。
けれども、誰もお客さんが来なくて、やる気のない何度目かのリハーサル中。
それが、幕開き。
スモークが漂い、薄気味悪い照明の中、やる気のないお化け屋敷。
そのギャップが笑える。
個人的にはこの勢い・面白さが終盤まで持たなかったのが残念なのです。
遊びのキレというか、パンチ力が足らなかった。
終盤に行けば行くほど、そう言うのを増していかなきゃ!
折角、体育会系の男子もいるんだからさ。
■県立伊丹北『Mr.ロックンローラー〜戦え!何を!?青春を!〜』
熱い思いだからこそ
この作品、好きなんですよねぇ。
寺西さん、だったかな?
彼女のロックに対する熱い思い。だけど、現実に対する葛藤。廃部寸前の軽音部。
もちろん、仲間が集まって、ロックの情熱が実っていく。
だからこそ、あのエンディングが納得できない。
それは阪神支部の春季大会でも思ったこと。
個人的にはもっと、その情熱を伝えて欲しいんだな。だから……。
とりあえず気になったのをいくつか上げてみました。
もちろん西宮今津も良かったのだけど、アイフェスは伊丹だから伊丹でまとめてみました。
以上。
2009年3月31日 08:06 │ コメント(0) │ トラックバック(0)
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