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伝兵衛さんのギター~Ovation奮闘記【1】~

2014年3月23日日曜日。
東京目黒のBLUES ALLEY JAPANで『たびのつづき~伊太地山伝兵衛を偲ぶ~』というライヴが行われた。前年の7月以来、約8ヶ月ぶりに聴く伝兵衛さんの曲。
残念ながらカメラがご機嫌ナナメだったので、会場の写真は一枚もない。

年に何回か。伝兵衛さんがやって来て、伝兵衛さんの歌を唄うのは、私にとって日常だった。

"やっぱり伝兵衛さんの歌が唄えないと淋しい"

伝兵衛さんはいろんなメンバー、そして、いろんな形態でやっていたけど、基本は「自分でギターを弾く」ということ。
これからも伝兵衛さん馴染みのメンバーたちが、伝兵衛楽曲をやることもあるだろうけど、どうしても今までよりも機会は減ってしまう。そして、やらない曲も出てきてしまう。(伝兵衛さん自身もやらない歌はあったけど、それは、いつでも期待があったんだ)
そう考えると解決法は──。

伝兵衛さんの使うギターは、OvationのSuper Adamas。Ovationの最上位モデルがAdamasで、それにSuperが付くのだから凄いに違いない。ネックは永久保証だそうだ。
──年式や型番どこかでチェックしておけば良かったかも──

このギターの特徴は、第一に見た目で、第二に音。

2006年11月28日、姫路ホナンサでの伝兵衛さん。このときはDUSTのライヴだった。

無数に開いたサウンドホールとリーフの模様は、一目でOvationとわかる。
Ovationは、アコースティックギターとエレキギターのあいのこのようなギターで、エレアコという種類になる。アンプやPAに繋ぐことを前提としてつくられたアコースティックギター。何百人入るホール(その最大級は渋谷NHKホールでしたね)から、十人も入ればいっぱいになってしまう小さなお店まで。どこでもコンスタントな音が鳴るということは、伝兵衛さんのニーズに合っていたんだと思う。
裏面の形状も独特で、球状の丸いボディ。しかも真っ黒。リラコードという樹脂で出来ているらしい。普通のギターは2枚の板で挟んだ箱状になっているので、横から見ると違いは一目瞭然。リュートやマンドリンにちょっと似てるかも知れない。と書いたらイメージは伝わるかなぁ?
そんな形が影響しているのか、音も普通のアコースティックギターとは、ちょっと違っている。そんなにギターに興味がない私にだってわかるくらい、音が違う。

伝兵衛さんの歌を唄うなら、この音は絶対に必要。そして、自分で弾くしかない。
そんなことを考えはじめた、2014年の春──。

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